30秒でダイナミックな空を合成できる!

まずはじめに、上のタイトル画像をご覧ください。

何か違和感を感じますか?



実はこれ、2枚の画像「人物と雲海の画像」と「空のみの画像」を組み合わせて合成しています。しかも30秒くらいで出来てしまうので、正直驚きました。

こちらは、Photoshopの新機能「空を置き換えというエフェクトでサクッとできる編集になりますので、早速やってみましょう。

1.Photoshopのバージョンを確認

まずはPhotoshopバージョン22以上であるかを確認してください。

Photoshopのバージョンが22以上であることを確認

2.合成元の画像を読み込む

合成元画像サンプル01

元画像としてこちらの画像を使用します。岩の上から眼下を見下ろす男性の写真。空はどんよりとした曇り空で、何となくスッキリしない画像です。こちらの空をもう少しダイナミックに演出してみましょう。

3.空を置き換えを実行

「レイヤーを選択」→「編集」→「空を置き換え」をクリック

空を置き換えパネルが表示されますので、デフォルトで用意されている「青空」「壮観」「夕暮れ」の中かからお好きな空画像を選択してください。

今回は「鱗雲」風の画像を選択してみます。

画像を選び、出力先「新規レイヤー」を選択し「OK」をクリックすると、

元画像の上に新しく「空を置き換えモードのグループ」というものが作成され、一瞬で空が合成されます。

4.完成

5.自分で用意した空画像を合成したいとき

「空を置き換え」パネルが表示されているときに、画像の選択画面の下「+(空を新規作成)」のマークをクリック

PCから好きな画像を読み込んで選択し、パネル内の調整を行います。

調整が出来たら「OK」をクリックで雷雲を合成できました。

6.完成

7.サンプル02

別サンプル01元画像

こちらの画像と下の海の空画像を合成すると、

サンプル01空画像

こんな感じになりました。

別サンプル01完成

8.サンプル03

別サンプル02元画像

こちらの画像と下のもくもくした雲画像を合成すると、

サンプル02空画像

こんな感じになりました。

別サンプル02完成

9.サンプル04

別サンプル03元画像

こちらの画像と下の星空画像を合成すると、

サンプル03空画像

こんな感じになります。

別サンプル03完成

空を置き換えをした後に、レイヤー調整で明るさや色味の調整を行って自然な境界線を作ってみてください。

新たに追加された「空を置き換え」機能についての解説でした。

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