エクセルで同じ値や連続する数値などを入力する際に、何度もコピー&ペーストしちゃってる人いませんか?そんな面倒を一気に入力できる機能があるので覚えておきましょう。
1|オートフィル機能で連続する値を入力できる
例えば、クラスの出席番号を入力したいとき「1」「2」…とセルごとに入力せずに、一気に連番を入力したいとします。まずは、「1」と入力したセルを選択します。
セルの右下にある「フィルハンドル」をクリックしそのまま下までドラッグします。
すると、選択したセルの値「1」と同じ数値がドラッグしたセルすべてに反映されます。
次に、右下に表示される「オートフィルオプション」をクリックして開き「連続データ」にチェックを入れます。
すると、「1~27」までの連番が自動で入力されるようになります。
このように、連番、日付、曜日、月、年などの入力は「連続データ」で簡単に入力ができます。
2|オートフィル機能にオリジナルの連続するデータを登録できる
オートフィル機能には、オリジナルの連続入力を登録することができます。
例えば、第1打席・第2打席・第3打席・第4打席・第5打席・・・というように連続する打席名を頻繁に入力することが多いのであれば登録しておきましょう。
「ファイル」→「オプション」でExcelのオプション画面を開き、「詳細設定」をクリック、下にスクロールしていくと「ユーザー設定リストの編集」というボタンがあるのでクリックします。
ユーザー設定リストが表示されるので、「新しいリスト」を選択し、リスト項目に「登録したいリスト」を入力します。入力が終わったら右の「追加」をクリックし「OK」で登録が完了です。
シート画面に戻り、セルに「第1打席」と入力します。
右下のフィルハンドルを下までドラッグすると、先程登録したリストが自動で入力されます。
3|複数のセルに同じ値を一括入力できる
例えば、クラス名簿の性別を入力したいとき「男」「女」…とセルごとに入力せずに、一気に入力したいとします。まずは、「女」と入力したいセルを「Ctrlボタン」を押しながらすべて選択します。
「女」と入力したいセルをすべて選んだら、上の数式バーに「女」と入力します。
入力を確定する際に「Ctrlボタン」を押しながら「Enterキー」を押します。
すると、先程選んだセルすべてに「女」という文字が一括で入力されました。
4|ショートカットで左や上の値を入力できる
上のセルと同じ値を入力、左のD列と同じ値をE列に入力したいなど、ちょっとした連続作業をショートコードでサクッと行えます。
黄色の枠で囲われた「女」と同じ値を、その下のセル(ピンク枠)にも入力したい時、直に打ち込むのではなく、ピンク枠のセルを選択した状態で「Ctrlキー」を押しながら「Dキー」を押すと下のセルにも同じ値が反映されます。
下図のように入力されます。
また、性別の列の内容をそのまま右の列にも反映させたいときは、右側の列のセルを選択した状態で、「Ctrlキー」を押しながら「Rキー」を押すします。
「左の列」の内容が「右の列」にも入力されました。
このように、小さな繰り返しやコピー作業などは、ショートコードや設定のカスタマイズで効率化することができます。ショートコードを覚えるのが大変!と言って諦めてしまうよりも何万倍も効率よく楽に作業ができるようになるので、面倒臭がらずに設定変更やショートコードを覚えるようにしていきましょう。