デザイン系ソフトは使えるけれど、Office系ソフトが使えない…。
「ギクッ!」とした人はこっそりやっていきましょう。
Excelの基本操作から解説していきますので基礎から覚えたいという方は参考にしてみてください。
01|「〇月〇日」を簡単に入力する
セルに日付を入力する際に、「4がつ2か」と入力して変換するのは手間ですよね…。
そんな時は「4/2」または「4-2」と入力すれば自動的に「4月2日」と変換してくれます。
セルに「4/2」と入力してEnterキーを押すと、下図のように「4月2日」と変換されます。
上の数式バーには年号も含めた「2025/4/2」と表示されているのがわかります。
02|分数を入力する
1/3などの分数を入力すると「1月3日」というように、日付に自動変換されてしまいます。
分数を表示したい場合は、1/3が文字列であると判別されるように先頭に「‘(アポストロフィ)」を入力します。
1/3と入力すると、、、
1月3日と変換されてしまう。
先頭に「’」を入れて「‘1/3」と入力すると、、、
1/3と分数がきちんと表示されました。
数式バーには入力した「‘1/3」が表示されています。
03|小数点を自動的に追加する
表を作る際に、小数点を入力する項目が多い場合、毎度小数点を入力するのが手間なシーンがあります。
その場合は、数値の指定した位置に自動的に小数点を追加する設定にすると効率がアップします。
体温のように、決まった法則で小数点が入る数値を入力したい。
例えば「36.2」「36.1」とセルごとに「.」を毎回入力するの面倒!
そんな時は「ファイル」タブをクリックします。
左メニューの「オプション」を選択すると、
「Excelのオプションダイアログ」が表示されます。
「詳細設定」をクリックし、「少数点位置を自動的に挿入する」にチェックを入れ、入力単位を「1」に指定します。
先程のシートの「4月2日」の体温のセルに「361」と小数点を入れないで数値を入力しEnterキーを押すと、
自動的に下一桁が小数点以下と判断され「36.1」と表示されました。
このように決まった法則がある場合の表作成であれば、オプション設定で調整することで手間が省けるようになります。
04|01や001などを入力する
01や001などのゼロをはじめとする数値を入力すると、自動的に「1」に変換されてしまいます。
2桁や3桁の数字にしたい場合は、日付の入力と同じように先頭に「’(アポストロフィ)」を入力し、文字列として判別させることで01や001と表示されるようになります。
「01」と表示したい場合は、セルに「’01」と入力します。
するとエラー表示と判断されるので、「エラーチェックボックス」をクリックし、メニューから「エラーを無視する」を選択するとエラーのマークが消えます。
「001」と表示したい場合は「‘001」と入力すればOKです。
05|上付き&下付き文字を入力する
「23」や「CO2」など上付き・下付き文字を表示したい場合は、フォントの設定で入力が可能になります。
セルC3に「23はいくつになる?」という問題文を入力したい場合、「23はいくつになる?」と入力した後に、「3」の上付き文字にしたい箇所を選択し、ホームタブにあるフォントの「フォントの設定」の矢印をクリックすると、「セル書式設定」画面が開きます。
文字飾りの項目の「上付き」にチェックを入れて、OKをクリックします。
次にセルC4に「CO2は何の分子?」と入力したい場合は、「CO2は何の分子?」と入力した後に、「2」の下付き文字にしたい箇所を選択し、同じように「フォント設定」から「下付き」にチェックを入れてOKをクリック。
すると、下図のように上付き文字、下付き文字で入力ができるようになります。
06|メールアドレスやURLのハイパーリンクを削除したい
サイトURLやメールアドレスをセルに入力すると、自動的にハイパーリンクが設定されてしまいクリックするとリンクしてしまうため、不要な場合はハイパーリンクを削除しておきましょう。
該当のセルを「右クリック」して「ハイパーリンクの削除」を選択します。
すると、セル内の文字列のハイパーリンクが削除されます。