web上に出回っているライセンスフリー(無料素材)の画像やイラストを探して使用させて頂くことが幾度とあるかともいますが、その画像やイラストを含む他の誰かが制作したものすべてが、どのような条件下で使用して良いものかどうかよく理解せずに、好き勝手自由に使ってしまうのは権利の問題から避けたいものです。では実際にどのような条件でどのように使用して良いものなのか?をこの際にきちんと理解していきましょう。
今回は「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」と言われる、パブリックライセンスを見ていきます。
リエイティブ・コモンズってなに?
クリエイティブ・コモンズとは、著作物の作者自身が制作した著作物を他者に二次使用、創作の権利を与える場合に使用されるライセンスのことを指します。ライセンスは、作者が4つの条件を選択し著作権のある著作物を無料で配布し共有を許可しています。
▼詳細はクリエイティブ・コモンズのサイトをご確認ください。
本来、すべての制作物には著作権が存在し、その著作権はそれを制作した作者にあります。また、著作権の種類は大きく以下の2つに分類することができます。
- コピーライト(C)
- パブリックドメイン(PD)
コピーライト(C)は、著作権が権利者の死後50年まで保護されている状態で、パブリックドメイン(PD)は、保護期間が切れてしまっているか、権利者が権利を放棄した状態です。
CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスは、上の2つの権利の間に存在するライセンスのことを言い、著作権制度の範囲で作者の権利が守られながら、それを使用する使用者が作品を自由に扱うことの出来る状態にあります。
CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスの種類
作品を利用するための条件は4種類あります。
これらの条件を個別に、もしくは組み合わえて設定することができます。権利者は自分の著作物がどのように共有されても構わないのかを考え、必要に応じて適切な組み合わせのライセンスを選ぶことができます。
以下に、その6種類の組み合わせをあげてみます。
1.表示
原作者のクレジット(作者名、作品タイトル)を表示することを条件とし改変、且営利目的での二次使用も許可されています。使用する条件としては最も自由度の高いものになります。
2.表示-継承
原作者のクレジット(作者名、作品タイトル)を表示し、改変した場合にはもとの作品と同じCCライセンス(このライセンス)で公開することを主な条件に、営利目的での二次利用も許可されています。
3.表示-改変禁止
原作者のクレジット(作者名、作品タイトルなど)を表示し、且つ、元の作品を改変しないことを主な条件に、営利目的での利用(転載、コピー、共有)が行える。
4.表示-非営利
原作者のクレジット(作者名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であることを主な条件に、改変したり再配布したりすることができる。
5.表示-非営利-継承
原作者のクレジット(作者名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的に限り、また改変を行った際には元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開することを主な条件に、改変したり再配布したりすることができる。
6.表示-非営利-改変禁止
原作者のクレジット(作者名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であり、そして元の作品を改変しないことを主な条件に、作品を自由に再配布できる。
Flickrから作品を共有してみる
では、実際にCCライセンスを守ってFlickrから写真を共有させていただきましょう。
1.表示
2.表示-継承
3.表示-改変禁止
4.表示-非営利
5.表示-非営利-継承
6.表示-非営利-改変禁止
以上6つの組み合わせで表記がされている作品をご紹介致しました。基本的には改変はどれも行っていませんが、改変禁止が指定されていない場合は、自身で加工・修正して二次利用してもいいかもしれませんね。今後は、ライセンス表示をきちんと確認し作品を共有させて頂くことにしましょう。