レイアウトの4原則4/4~対比~

レイアウトの4原則4/4~対比~

仮にセール告知をお知らせするキャンペーンバナーの作成依頼があったとします。明記したい内容がいくつかあるので確認してみると…

▼入れたいテキスト

  • SALE・・・A
  • 4/1~4/31まで・・・B
  • 東京会場・・・C
  • ご予約はこちら・・・D

 

デザインを依頼される際によくある、「AとBとDを目立つようにしてほしい!」という要望・・・。つまりは4つの要素のうち3つを目立たせたい!いうとおりに配置してみるとどうなるか見てみましょう。

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サンプルA

とりあえず太字、とりあえず大きくというように配置するとこんな感じですね。

全部強調するとどれもわかりにくくなる

目立つという要望には応えられていると思いますが、文字要素が多く情報がごちゃごちゃしてしるため、もう少し整理をした方がわかりやすくなります。

例えば下のように強弱を付けてみます。SALEはメインキャッチとしてアンダーラインを追加。日付はいつからいつまでですよ~というように四角で囲ってまとめる。ご予約はこちらはリンクボタン的な要素として帯を引く。このように、文字をそれぞれの目的に合わせてシェイプ化するようにテキストやレイアウトに対比を付けてあげると見る人の整理に役立ちます。

サンプルB

対比とは優先順位を明確にすること

対比とは、情報の優先順位を明確にしデザインをすることと言えます。そしてその優先度に応じて文字の大きさや太さ、色合いを指定し、順番を付けてあげることと言っても良いかもしれません。上から下までどれも重要!というデザインは見る人の脳を必要以上に疲れさせてしまい、内容を理解する前に、視線を外してしまう可能性があります。

情報を正しく伝えるのと同様に、わかりやすく伝えること。それをデザインで解決していきましょう。

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