「ロゴ」と言っても、「企業ロゴ」や「商品ロゴ」など規模の大きなものから、個人サイトなどの小規模なロゴまで、対象となるものを色や形で象徴するような「ロゴ」が、世の中には数多く存在しています。
その商品や企業自体を知らなくても、「あっ!あの黄色のMのマークね。知ってるよ。」っていう具合に、視覚的に表現されているロゴは漢字やカタカナ、英語表記などのテキストよりも強く印象に残りやすい特徴があります。
最近では、2020年の東京オリンピックのロゴの決定案にパクリ疑惑が持ち上がり、結局のところ再公募が行われ最終的に決定されるのはもう少し先の状況ですが、いやはやロゴ一つで大問題になった例も珍しいことですね。
デザインによっては、極めてシンプルがゆえに簡単に作れそうなものもありますが、実際手を動かしてみるとその表現の難しさに打ちのめされそうになるのは、私だけではないはすです。。。
対象となる商品や企業のコンセプト=「核」となるものを的確に表現する技術が必要になってきます。
更にはデザイン的観点においても、魅力のあるものでなければなりません。
コンセプトを形で表現するのって難しい・・・!
小さな製作物でありながら、奥の深さは計り知れません。
では、そんなロゴデザインを考える上で、「ちょっとした工夫で新たな発想を生み出せる!?」かもしれないヒントをご紹介したいと思います。
それでは実際に見ていきましょう。
1.文字を切ってみる
一方向に文字を切り抜くだけで、ちょっとした意味が垣間見えますね。
2.線を伸ばしてみる
文字を変形させることで何かを形作ったりするといいかもしれません。
3.文字をつないでみる
つながげただけですが、読み難くなりますが飾り文字のように見なくもないですね。
4.文字を反転させてみる
一見、気付き難いですが見つけた人は、その意味を考えてしまいます。
5.一文字だけ強調してみる
ちょっと無理やり感がありますが、線の太さを調整するなどすれば、表現のバリエーションになります。
6.図形の中に入れてみる
四角に入れただけでまとまりが出ます。
7.一部色を変えてみる
企業カラーやコンセプトカラーなどを入れ込むとイメージがしやすくなりますね。
8.違う太さの文字を組み合わせてみる
アパレルやインテリアブランドに見られる手法ですね。
9.シンボル要素を入れてみる
ちょっとしたシンボルやシェイプを入れるだけで、お洒落になってしまう。
10.フォントにバリエーションを加えてみる
文字で遊んでみると面白い発見があります。
11.個性的なフォント使ってみる
こちらはそのままです。
12.ちょっとした要素を加えてみる
オリジナリティーを出したいときに有効ですね。
13.違う書体を混ぜてみる
好き嫌いがハッキリわかれそうなデザインですが、ひとつの手法としてはありではないでしょうか。
以上、ちょっとした工夫でこのようにバリエーションのあるアイデアが浮かんできますね。ロゴの作成ってやってみると、自分の頭の中を搔き回す作業ってことに気付かされます。
凝り固まった思考をどれだけ柔軟に出来るか!
きっとこれは、「自分との戦い」ですね。