ある書物やサイトなどからの抜粋文をサイト内に掲載する場合、その部分が“ 引用 ”であることを明示的に「blockquote」で表現するか、説明書きを添えて、「ここは引用文ですよ!」と言った感じにわかりやすく記載しておく必要があります。
その際に、独自のデザインで表現したいな~。なんて時には、引用符の「画像」とCSS3の擬似要素「before/after」を使用して表現する方法があります。
【やり方】
1.引用符の画像を用意
サンプル用に以下の画像を使用します。よろしければご自由にお使いください。
(左上配置)
(右下配置)
2.HTMLを記述
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<blockquote class="quoteArea"> ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 ここの文章はWikipediaより抜粋させて頂いております。 </blockquote> |
<blockquote>タグにクラス名 .quoteArea を指定しています。
3.CSSを記述
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.quoteArea { color: #333; padding: 1.5em 3.5em; position: relative; width:400px; } .quoteArea::before, .quoteArea::after { //共通の設定 background-color: #cccc99; border-radius: 50%; //背景に円を描いています color: #666; line-height: 3.0em; height: 3.0; position: absolute; text-align: center; width: 3.0em; } .quoteArea::before { content: url("../images/b-before.png"); //imagesフォルダに画像を用意します left: 0; top: 0; } .quoteArea::after { content: url("../images/b-after.png"); //imagesフォルダに画像を用意します bottom: 0; right: 0; } |
全体を囲っている.quoteAreaに対して position:relative を指定しておき、.quoteArea::before と .quoteArea::after で画像を position:absolute で絶対配置にします。
4.完成
以上になります。