名刺やDM、販促グッズなど印刷媒体において今では、QRコードを入れることが当たり前のようになってきていますが、その際にQRコード無料作成ツールで作成したQRコードを、そのまま拡大・縮小をしてしまうと上手く読み込めなくなってしまうことがあります。当たり前の話ですが、GIFやJPG、PNGなどのビットマップ画像を拡大・縮小してしまうのは、オススメできません。そこで、作成したQRコードをIllustratorのEPSベクトルデータに変換する方法をメモしておきます。
それでは見ていきましよう。
1.QRコードを作成
今回は「QRコード[二次元バーコード]作成 【無料】」というQRコード無料作成ツールを使っていきますが、作成したいテキスト(今回は「http://www.morobrand.net/mororeco/」)URLのQRコードを作成していくことにします。
「http://www.morobrand.net/mororeco/」と入力し「上記内容でQRコードを作成する」をクリック。
すると、生成したQRコードが表示されます。
ここで可能な限り大きなものを選んでダウンロードします。
2.Photoshopで作業用パスを作成
ダウンロードしたQRコードをPhotoshopで開きます。
そして[選択範囲]→[色域指定]で[色域指定ウィンドウ]を開きます。そして、[選択:シャドウ]を選び、[OK]をクリック!
すると、黒い部分だけがきれいに選択されます。
そうしたら、パスパレットを開き、「選択範囲から作業用パスを作成」をします。
そうすることで黒い部分のみの作業用パスが出来上がります。
3.パスをIllustratorへコピー&ペースト
Photoshop上で、そのまま[Ctrl+C]でコピーし、Illustrator画面を開きます。
そしてアートボード上でペーストしてみましょう。
その際「複合シェイプ」を選択して貼り付けます。
その後、パスの塗を黒で塗りつぶし完了です。
EPS形式で保存しておけば、拡大・縮小など自由に使えるようになりますね。