40歳を過ぎると、何かにつけて「年齢」を言い訳にしてしまう・・・。気持ちはまだまだ若い!と思っていても、身体は若い人の勢いやパワーと比べると明らかに劣っているのは否めない。しかし、筋力や瞬発力の衰えは避けられなくても、「持久力は何歳になっても向上できる」。という鏑木さんの言葉は、40歳を超える我々に大きな希望を与えてくれる。
この本は、50歳で世界最高峰の大会(UTMB:ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)に再挑戦した鏑木毅さんが語る、アラフォー・アラフィフに向けた疲れない身体とアタマのつくり方。『日常をポジティブに変える 究極の持久力、ディスカバー、鏑木毅』
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鏑木さんは、28歳でトレイルランニングをはじめ、40歳のときUTMBで3位入賞(※日本人最高記録)を果たす。現在は競技者としての顔を持ちながら、各所で講演会を開き、レースディレクターとして日本国内におけるトレイルランニングの普及に力を注いでいる。
ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)とは総距離169.4km、累積標高差は9,889mという過酷なコースを46時間30分の制限時間内に走りきらなければならないレース。
40歳を超えた中年だって夢を見たっていい
「もう若くないんだから、無理しないで・・・。」そんな優しい言葉は自分を励ましてくれる反面、可能性を潰してしまいかねない。きっと周囲の価値観に振り回されているばかりでは、可能性は生まれない。スポーツに打ち込み、目指す結果を得ることは、若い世代だけの特権ではない。
良質の睡眠をとること
日本人の睡眠時間は、世界中で見ても短いと言われている。ただし、長く寝ればいいという単純なことではないが、寝る前のスマホや食事などには気を付けた方が良い。