始めることよりも続けること

会社では教えてもらえない 一気に伸びる人の自己投資のキホン

「自己投資」と言うと、セミナー通い、資格取得、人脈を増やしなどをイメージするかもしれませんが、それはひとつの選択肢に過ぎません。なぜ、自己投資が必要なのか?何のためにするのか?目先の利益ばかり見るのではなく、5年後、10年後の未来において自分がどんな成果を上げていたいのか。そこからの逆算思考でどんな自己投資をするべきかを考えていく必要があります。きっとそれは人それぞれであり、人脈作りやセミナー通いだけが正解ではないのは言うまでもないでしょう。

仕事もプライベートもそうですが、実行に移したいと思ったときに行動できる条件が揃っているか。つまり今だと思うときに多くの選択肢を持てているかどうかが重要です。それは、達成率を高めるためでもあり心身ともに余裕を持てるかというメンタルにも影響してきます。私たちは心に余裕がないと何においても楽しいと思うのが難しくない、いつしかやりたいことが義務化されて嫌になってしまいやすいのです。

会社では教えてもらえない 一気に伸びる人の自己投資のキホン、すばる舎、安井元康著』では、これからの人生において自分がどんな生き方をしたいのか、生活を望んでいるのか、数年単位で道筋をつくり進むべき方向や、今何を考え何を決めるべきかなど、あなたが思い描く未来へのルート作成の参考になる考え方をご紹介しています。

できたらやろうと考えるとできない

資格取得などを目指す人が、時間が出来た時に勉強して資格試験に受かろうと思うと難しいものです。「空いた時間で勉強しよう!」では、空き時間はできないしインプットも非効率。何かを成し得るにはいつも覚悟が必要です。その覚悟があるかないかが達成する人としない人の差。「1分でも空いたら資格の勉強をする」と決めそれを行動に移せるか。とりあえずこのくらいで・・・とか、なんとなくいつまでに・・・とかでは、いい加減になってしまうことが多い。

始めることよりも継続することに注力するべき

何か始めなきゃ」と焦燥感からとりあえずやってみようと行動に移して、それを達成できる人も少なからずいます。なんとなくやってみたら面白くて毎日の習慣になってスキルも経験も積んでいた。という人もいます。そもそもこういった人は元々のポテンシャルも集中力も実行力も高い人であること多いのです。おそらく約9割の人が、何かしないとな・・・と思うけど、何もしない。または三日坊主で続かないのではないでしょうか。


まとめ

おそらく重要なのは「決める力」。目の前の仕事に対してもタスクを処理していくというマインドではなく、何のために今このタスクをするべきという思考習慣。そして決めたことを実行する覚悟と行動力をつけることだと思います。そんなことまで考えてるの偉いね~なんて言葉を聞くことがありますが、大事なのはそこでなく、それを実行し続ける習慣があなたを強くします。やるかやらないかは自由。あなた次第です。